新東名で多重事故 渋滞最後尾にトラック追突

 静岡県の新東名高速で大型トラックや乗用車など3台が絡む事故があり、乗用車に乗っていた親子2人が死亡しました。

 9日午後3時ごろ、静岡県富士市の新東名高速上り線で工事渋滞の最後尾にいた乗用車に大型トラックが追突しました。はずみで乗用車は前に止まっていた大型トレーラーに衝突し、運転していた望月優さん(35)と助手席に乗っていた母親の正代さん(59)が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。警察によりますと、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたトラック運転手・大原聖司容疑者(43)は「前をよく見ていなかった」などと話しています。この事故で、新東名上り線は新清水インターチェンジ新富士インターチェンジの間で4時間にわたって通行止めになりました。