20歳男を現行犯逮捕 拳銃で警告するまで刺し続ける(アパートで33歳の女性が死亡 隣室に意識不明の男性)

群馬県大泉町20日、20歳の男が男性を刃物で刺して殺害しようとした疑いで現行犯逮捕されました。男は警察官が拳銃を構えるまで被害者を刺し続けていました。

 逮捕されたのはトラック運転手の小川雄也容疑者です。午後11時前、ドラッグストアの駐車場で会社員の落合風雅さん(20)の背中を包丁で刺して殺害しようとした疑いです。警察によりますと、落合さんの友人が「友達が刺されている」と大泉警察署に駆け込み、現場に向かった警察官2人がうつぶせで倒れている落合さんとその背中を刺し続ける小川容疑者を発見したということです。警察官が拳銃を構えて「刃物を捨てなければ撃つぞ」と警告、ようやく包丁を投げ捨てたため、その場で取り押さえたということです。落合さんはその後、病院で死亡が確認されました。警察は今後、動機などを捜査する方針です。



遺体で見つかった女性の首には絞められた痕がありました。

 警察によりますと、19日午後7時半前、栃木県佐野市のアパートの一室で早川友美さん(33)が布団の上で死亡しているのが見つかりました。早川さんの首には絞められた痕がありました。また、隣の部屋には38歳の男性が倒れていて、意識不明の状態で病院に搬送されました。男性のそばには木炭の燃えかすが落ちていたということです。警察は、男性の回復を待って詳しく事情を聴く方針です。